スーダンの治安の悪化を受けて、外務省は現地の日本大使館の機能をアフリカ東部・ジブチに臨時で置いていましたが、隣国エジプトのカイロに移転させました。

スーダンをめぐっては、軍と準軍事組織の衝突が起き、事態の収束が見通せない状況が続いています。

急速な治安の悪化を受けて、外務省は今年4月にスーダンの日本大使館を一時閉鎖し、アフリカ東部ジブチに臨時事務所を開設していました。

他の欧米など先進諸国がエジプトに大使館機能を移転させていることなどから、外務省はきょう付けでスーダンの日本大使館臨時事務所をエジプト・カイロに移転させたと発表しました。

当面、カイロで情報収集などに当たることになります。

現在、外務省はスーダン全土に渡航中止勧告を出しています。