「まるで観光旅行だ」などと物議を醸している自民党女性局のフランス研修。きょう、写真をSNSに投稿した参議院議員の松川るい女性局長が取材に応じ、「大変軽率だったと反省している」と陳謝しました。
フランス研修に参加 自民党 松川るい女性局長
「SNS上の発信については不適切なものがあったと思っておりますし、本当に迷惑をかけたと思っていますし、大変そこは軽率だったと反省しています」
問題となっているのは7月下旬、3泊5日で行われた自民党女性局のフランス研修。国会議員や地方議員ら38人が参加していました。
記者
「パリの目抜き通りシャンゼリゼ通り沿いにあるビストロです」
この店で自民党女性局のメンバーが食事を取ったとみられています。観光で訪れたかのような写真が幾つもSNS上に投稿されると、「研修という名のフランス旅行」などと批判の声が上がりました。
こうした自体を受け、松川氏は小渕優子組織運動本部長から注意を受けたと明らかにしました。
フランス研修に参加 自民党 松川るい女性局長
「発信の仕方やそういったことについては、不適切なところがあったということで注意を受けた。投稿についてはしっかり以後、気をつけていきたいと思っています。ご迷惑をかけてしまった皆様には申し訳ないと思っています」
SNSへの投稿は不適切だったと陳謝した松川氏ですが、フランスでは幼児教育の義務化や少子化対策、女性活躍などについて意見交換が出来たと成果を強調しました。
ただ、SNS上では「どんな言い訳しようが慰安旅行だ」などとの声が上がり、きょうも与野党から厳しい声が相次いでいます。
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「エッフェル塔の前で写真を撮るということは、これはもう政治家としてのセンスの問題」
公明党 山口那津男 代表
「SNSで画像や映像等を不特定多数に提供する以上は、それがどのような受け止められ方をするかということはしっかり見通した上で、責任を持って対応すべきだと思います」
自民党 茂木敏充 幹事長
「SNS上でそういう受け止めをされているということは、極めて残念」
フランス研修は有意義なものだったとする松川氏。今後は、政策として研修で得たものを実現していきたいと話しています。
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