「還付金がある」と嘘をついて金を騙し取る『還付金詐欺』。この予兆電話を受けた新潟市西区の女性がその体験談を防犯チラシにしてゴミステーションに掲示するなど住民に注意を呼び掛ける活動を行っています。

【西小針3丁目自治会長 南加乃子さん】「これです」

ゴミステーションに貼られているのは「実録!還付金詐欺」。

新潟市西区の西小針3丁目で自治会長を務める南加乃子さんは実際に受けた詐欺電話のやり取りを防犯チラシにし、自治会内に住む人たちに注意を呼びかけています。

【西小針3丁目自治会長 南加乃子さん】「(電話をしていて)相手の人が悪い人かっていうのは分からないし、向こう側から切られたことで本当に詐欺の人なんだなって思ってちょっとドキドキしましたね」

南さんはほかにも悪質商法などについて注意を呼び掛ける防犯チラシも作りました。

この熱心な防犯活動を讃えられ先月、新潟西署から感謝状が贈られました。
【西小針3丁目自治会長 南加乃子さん】「お年寄りが不安に思わないような暮らしが維持できるように、なるべく安心できる街にしていきたいと思っています」

南さんは今後も防犯チラシを作るなどして地域の防犯活動に努めていきたいとしています。