山形県米沢市で女子中学生が部活の帰りに熱中症の疑いで倒れ、その後、死亡したことを受けて、文部科学省は、熱中症対策を徹底するよう全国の教育委員会などに通知しました。

先月28日、山形県米沢市で部活動を終えて帰宅途中だった女子中学生が熱中症とみられる症状で倒れ、その後、死亡しました。

米沢市教育委員会によりますと、当日、部活動の顧問は、熱中症対応のガイドラインに定められている「暑さ指数」の計測をしていなかったということです。

一方で、定期的な水分補給を行っていたほか、急激に気温が上昇したため、部活動を1時間早く終了させる判断をしていました。

この事案を受けて、文部科学省はきのう、スポーツ庁と連名で全国の教育委員会などに熱中症対策の徹底を呼びかける通知を出しました。

通知では、対策として、▼活動前や活動中、終了後に適宜水分や塩分の補給ができる環境を整えること、▼部活動などを実施するかどうかの判断に熱中症警戒アラートや暑さ指数を用いること、▼児童や生徒がみずから体調管理を行えるよう体調不良時の対応など適切な指導をすることなどを挙げて、注意を呼びかけています。