主に岩手県を含めた東北6県向けにビールを製造・出荷する仙台市のビール工場で31日、操業100周年を祝う記念の式典がきのう行われました。

 式典を行ったのは、仙台市宮城野区にあるキリンビール仙台工場です。式典には宮城県の村井嘉浩知事や仙台市の郡和子市長らおよそ100人が出席し、操業100周年を祝いました。キリンビール仙台工場は、1923年7月に醸造を開始し、主に東北6県向けにビールを製造・出荷しています。式典でキリンビールの堀口英樹社長は、「ビールを通じて人と人との繋がりに貢献したい」と抱負を述べました。仙台工場では、消費者のニーズに合わせて去年から、缶酎ハイやカクテルの製造ラインを新たに設けています。