新たな自分を発見してもらおうと、ダウン症の人がモデルを務めるファッションショーが北谷町で開かれました。

レッドカーペットを颯爽と歩く人たち。

北谷町で行われた「ダウン症サマーフェスin沖縄」は、ダウン症の人たちに新たな挑戦のきっかけにつなげてもらおうと企画されました。ショーを企画したのはダンススクール「カナデノウツ」。ダウン症の人たちを対象としたダンススクールなんです。

この日のモデルは、8歳から20代のスクール生の14人。

普段ブライダル向けのメイク技術などを学ぶ専門学校生らにヘアメイクしてもらい、ドレスやタキシードなど華麗な衣装を身にまとってレッドカーペットを歩きました。

リズムにのって感じるままを表現するモデルたち。観客からは手拍子や歓声が自然と沸き起こります。

出演者たちは感じたことを体いっぱいに表現していました。

出演者
「かっこよかったです。感動しています」
「ファッションショーができてよかったです」
「何回かまたやりたいです」

主催者 久田恵梨香さん
「日頃見ている彼らとダンスをしている彼らとまた違うみんなが、レッドカーペットにいて本当に感動しました。自信を持てる時間がもっと長くいろんな場面でも生活の中でも続けばいいなと思います」

会場には笑顔が溢れる空間が広がっていました。