倉敷市の川崎医科大学などを運営する川崎学園名誉理事長の川﨑明德(かわさき・あきのり)さんが亡くなりました。89歳でした。
川﨑明德さんは岡山大学医学部を卒業し1970年に初代川崎学園の理事長で父の祐宣(すけのぶ)さんとともに川崎医科大学を開学しました。1988年から2012年まで川崎学園の理事長を務め、1991年には川崎医療福祉大学の開学に尽力しました。また、2002年から2007年まで日本私立医科大学協会の会長を務めたほか、2012年からは川崎学園の名誉理事長・学園長に就任し地域医療の発展にも取り組みました。かねてより病気療養中だった明德さんは7月26日に89歳で亡くなりました。葬儀は近親者のみで済まされていて、後日お別れの会を開くということです。