財務省が発表した国の昨年度の決算で、予算化したものの使われずに今年度にまわした繰越金は、およそ17兆9000億円でした。過去3番目の大きさです。
財務省は2022年度の決算で、予算化したものの使われずに今年度に回した繰越金は17兆9000億円余りだったと発表しました。
内訳では、公共事業が最も多くおよそ3兆8000億円、次にガソリンなど燃料の高騰対策におよそ3兆円、電気・ガス代の高騰対策がおよそ2兆5000億円などとなっています。
新型コロナの対応に加え、値上がりが続く物価対策で大規模な予算を編成したことなどから繰越金が膨らむ状況が続いていて、昨年度予算の繰越金は2020年度の30兆円あまり、2021年度の22兆円あまりに次いで、過去3番目の大きさとなっています。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本

夢のマイホーム建たぬまま...住宅メーカーが"突然破産" 残ったのは2000万円超のローン返済「生活が成り立たない。想像を絶するつらさ」

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か









