小中学生を対象に行われた全国学力テストの結果が公表されました。
山梨県内の正答率は中学生の国語を除いて全国平均を下回りましたが、県教育委員会は「全体的に大きな差はない」としています。

全国学力テストは学力の定着状況を調べるもので、全国の小学6年生と中学3年生が対象です。

今年は小学校は国語と算数、中学校は国語と数学、それに4年ぶりに英語のテストが行われ、県内はあわせて250校 1万1643人が参加しました。

県内の正答率は、諸学校は2教科とも全国平均を1ポイント以上、下回りました。
中学校は国語は全国平均を上回ったものの、数学は1ポイント、英語は2.6ポイント下回りました。

県総合教育センター 小尾俊彦次長:
全体的に全国平均正答率との差が±3ポイント以内で大きな差はみられない。

また学習状況などに関する調査では学校と家庭や地域の連携、小学校教育と中学校教育の連携が全国平均を下回り課題となっています。

県教育委員会は調査結果をさらに分析し、今後の指導に役立てます。