きょう(31日)も暑い一日でした。最高気温が33度を観測した高松市で昔ながらの生活の知恵で暑さをしのごうというイベントが行われました。「打ち水」で涼を生み出す大作戦です。

(茅原淳記者)「現在気温が33.5度ときょうも暑い一日となっていますが、打ち水でどれくらい温度が下がるでしょうか」

サンポート高松の気温を打ち水で下げようという「高松打ち水大作戦」です。用意されたのは雑用水1トン。近所の会社員や夏休みの子どもたちなど約230人が、洗面器やバケツに入れた水を手で撒きました。

(参加者)「水を投げるとこが楽しかった」
「昔、おばあちゃんとかはよくお庭で打ち水してたので、懐かしい気持ちにもなりながら楽しく打ち水させてもらいました」
(司会)「打ったあとが29.0度です」
(参加者)「おー」

打ち水効果で4.5度下がりました。

(参加者)「すごく涼しくなって風も吹いて、そう風がね、いい風が吹きました」

(主催した四国の道路サポータクラブ 富田隆弘理事長)「こういう街中だったら特に効果は出ると思うんで、これからも習慣的に再び根付いてくれたらいいかなと思いながらやってます」

昔ながらの方法で「涼を」と行われた大作戦です。