29日から30日にかけて各地で花火大会や祭りがあり、大いに盛り上がりました。去年は縮小して開催する所もありましたが、ことしは4年ぶりの通常開催に笑顔があふれました。

29日、三重県津市の阿漕浦海岸で行われた「津花火大会」。去年までは新型コロナの影響で、時間を短縮して開催するなどの対応を余儀なくされましたが、4年ぶりの通常開催となりました。
待ちに待った大輪の花火。5000発の競演です。

(訪れた人)
「特に子どもは楽しみにしていたので、久しぶりの雰囲気を味わっている」
「久しぶりに来られて、すごくきれいだった」
一方こちらも、通常開催は4年ぶり…
29日に行われた愛知県の「刈谷万燈祭」。1778年から続く天下の奇祭と呼ばれる刈谷の夏の風物詩。火難除けや町内の安全を祈願するものです。


「万燈」と呼ばれる高さ約5メートル、重さ60キロほどの竹と和紙で作られた人形を一人で担ぎ、笛と太鼓に合わせて舞い踊ります。
夜になると、明かりがともされた「万燈」を担いで市内を練り歩きます。

そして、こちらも盛り上がりました!
30日、愛知県の一宮商工会議所に集まった多くのコスプレイヤーたち。

人気アニメ「鬼滅の刃」や「ガンダム」などのキャラクターに約450人がなりきりました。皆さんが待ちに待っていたのは、4年ぶりの「コスプレパレード」です。
30日は「一宮七夕まつり」の最終日。パレードは、コロナ禍前の2012年から2019年まで開催されていました。七夕まつりの象徴とも言えるコスプレパレードを一目見ようと商店街には多くの人が…
(訪れた人)
「すごく楽しい!自分の好きなキャラがたくさんいるのですごく好き!」


お気に入りのキャラクターになりきったコスプレイヤーたちは、4年ぶりの復活を噛みしめながら約450メートルの商店街を練り歩きました。
(参加者)
「第1回から参加している。やはりパレードがなくてはこの一宮七夕まつりは始まらない!」
そして「一宮七夕まつり」の最後を飾るのが、午後7時から行われた盆踊りです。4年ぶりに参加自由、入場制限もなしで大いに盛り上がります。

最後の曲が終わると拍手と歓声に包まれました。
まだ完全収束とはなりませんが、2020年以降誰もが大きくコロナの影響を受け続けた夏。ようやく味わう「夏」の高揚感です。

