大分県別府市の朝見浄水場でろ過池を洗浄する水槽棟がおよそ2年7か月の工事を経て完成し、落成式が行われました。

別府市の朝見浄水場で洗浄水槽棟の落成式が行われ、市や工事関係者が出席しました。総事業費はおよそ8億5000万円、2年7か月の工期で完成した建物内には水のろ過で必要な砂や砂利を洗浄するため、高さ約5メートル、直径10メートルの水槽や浄水時に使用する薬剤のタンクが設置されています。

(長野恭紘別府市長)「(水は)やはり限りある資源ですので、我々も安全安心に努めていきたいと思いますし、市民の皆様方にも命の水をしっかり守っていくということで、一緒に守っていければいいなと思います」

洗浄水槽棟の運用はすでに始まっていて、朝見浄水場では今後ろ過池についても2025年までに改修する予定です。