企業の生産活動を示す先月の鉱工業生産指数は、前の月と比べて2.0%あがり、2か月ぶりの上昇となりました。
経済産業省が発表した6月の鉱工業生産指数の速報値は、2020年を100として105.3となり、前の月から2.0%上昇しました。2か月ぶりの上昇で、全15業種のうち10業種が上昇しました。
業種別にみると、スマホ向けの需要が伸びたことから、前の月と比べて▼電子部品・デバイス工業が6.8%増加したほか、国内やアメリカなどで自動車の販売が伸びたことから▼自動車工業も6.1%増加しました。
経産省は先行きについて、4月は低下を予測する一方、8月は上昇を予測していて、生産の基調判断は「生産は緩やかな持ち直しの動き」に据え置いています。
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