土用の丑の日の30日、金沢では最高気温が35度の猛暑日となる中、この暑さを乗り切ろうと、近江町市場は朝からウナギのかば焼きを買い求める人で賑わいました。
近江町市場の専門店では、大勢の来店客を見越して、通常より1時間半早い午前7時半に開店しましたが、それでも午前9時過ぎにはおよそ1時間待ちの長い列ができました。こちらの店では1本3800円から5000円と去年とほぼ同じ値段で販売し、用意した700本が午前11時には売り切れたということです。
買い物
「うまそう。さっき並んでる途中にウナギをさばいているのを見れて楽しかった」「暑い。頑張って並んでる」
石川県内の30日の最高気温は輪島で36.2度、七尾と小松で35・2度、金沢で35度と4つの地点で猛暑日となりました。
県内の各消防によりますと、30日は午後5時までに少なくとも9人が熱中症の疑いで搬送されました。このうち金沢市の80代男性は、屋外で作業中に気分が悪くなったということで、重症の見込みです。また、七尾市の15歳の女子中学生は29日に屋外での部活動の後、夜になって発熱や呼吸がしずらくなるなどの症状が出たため、30日未明に救急搬送されました。
31日も厳しい暑さが続きます。熱中症に備え、のどが渇く前の水分補給や、エアコンの適切な使用をしっかりと心がけてください。














