■世界水泳選手権 競泳7日目(29日・マリンメッセ福岡A館)
世界水泳選手権の競泳7日目は、女子50mバタフライ決勝で池江璃花子(23・横浜ゴム)が7位入賞となったほか、女子50m平泳ぎでは、福岡県出身の鈴木聡美(32・ミキハウス)が30秒33の8位で決勝へ進んだ。
鈴木聡美「無限の可能性」地元福岡で再び決勝へ 30秒33の8位通過
女子50m平泳ぎ準決勝では、福岡県出身・ロンドン五輪銅メダリストの鈴木聡美が30秒33の8位で決勝進出を決めた。この種目での決勝進出は日本人初。「今回何もかもが初めてだらけで…」と困惑しつつも、「まだ出るのか!と無限の可能性を感じる。限界の見えない選手なんじゃないかと思ってしまう」と自身の進化について独特の表現をした。鈴木は今大会100m平泳ぎで14年ぶりに自己ベストを更新、決勝に進出し8位となっていた。地元福岡で再び戦う決勝へ「初めてなので存分に楽しめると思います」と期待を膨らませた。
また、同決勝では2レーンを泳いだR.メイルティテ(26・リトアニア)が29秒30の世界新記録を樹立した。
池江璃花子「一番喜んでくれたのは母」 “本命”の50mバタフライ25秒78で7位入賞
女子50mバタフライ決勝に出場した池江璃花子(23・横浜ゴム)は、25秒78で7位入賞を果たした。
4月の代表発表会見で「強いIKEEが戻ってきたと証明したい」と意気込みを語った池江。白血病の闘病を経て6年ぶりに出場した世界選手権で、宣言通り決勝の舞台へ戻ってきた。準決勝5位で決勝に駒を進めた池江は、25秒78の7位でフィニッシュ。会場は大きな拍手で包まれた。
レース後「1%でも勝てる可能性があるならそれを信じていたが、これが国際大会で戦う難しさ」と結果を冷静に受け止めた池江。しかし、応援にきている母への思いについて聞かれると涙が溢れた。「一番喜んでくれていたのは母だと思う。この舞台で泳いだことに感動したよとメッセージをもらった。結果が出ないと自分を責めてたけど、自分がこの場に立ってること、泳いでること、決勝に出たことを喜んでくれている人が沢山いて、言葉をかけてもらえることが心の支えになっている」と応援してくれる人たちの存在に感謝した。
優勝は、24秒77をマークしたS.ショーストロム(29・スウェーデン)。池江の回復を祈り、闘病中にエールを送っていた親友でもあるS.ショーストロム。このレースのわずか15分後に行われた女子50m自由形準決勝にも出場し、23秒61の世界新記録をマーク。圧倒的強さで決勝に進んだ。
◆女子50mバタフライ決勝結果
優勝 S.ショーストロム(リトアニア)24秒77
2位 張雨霏(中国)25秒05
3位 G.ウォルシュ(アメリカ)25秒46
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7位 池江璃花子 25秒78
そのほか、男子100mバタフライ決勝で松元克央(26・ミツウロコ)が51秒20の6位。混合4×100mフリーリレーに出場した日本(五味智信・中村克・池本凪沙・神野ゆめ)は3分26秒96の7位だった。














