夏の高校野球富山大会は29日決勝が行われ、富山商業が富山北部を破り、春夏連続制覇で甲子園出場を決めました。

富山商業は9年ぶり、富山北部は54年ぶりの夏の甲子園をかけた、ことしの富山大会決勝。

試合は1回の裏、富山商業の4番・福田選手が左中間への大きな当たり、タイムリーツーベースで先制します。

その後2点を追いかける展開になった富山北部は3回表、3番・4番と連続タイムリーで同点に追いつきます。

しかし4回裏、富山商業の攻撃。2アウト2・3塁のチャンスを作ると打席には2番・竹田(たけだ)選手。

ライト前へのタイムリーでランナー2人を返します。

追いかける富山北部は8回、反撃に出ます。

先頭打者から出塁し、1アウト満塁のチャンスを作ると9番吉沢選手。

ダブルプレーは免れ1塁はセーフ。その間に3塁ランナーが帰り1点を返します。

最終回もランナーを出しますが反撃は惜しくもここまで。富山商業が春王者の意地をみせ9年ぶり17回目の夏の甲子園出場を決めました。