広島と長崎に原爆が投下されてから来月で78年となるのを前に、核兵器の恐ろしさを伝えるパネル展が7月29日から仙台市で開かれています。
全身にやけどを負った祖父を看病する子どもたち。仙台市内に住む被爆者、木村緋紗子さんの記憶を頼りに、広島県の高校生が描いた絵です。

29日から始まった「原爆と人間展」は、宮城県内に住む被爆者で作る団体が毎年この時期に開いています。会場には被爆者の活動の写真や絵など100点以上が展示されています。

広島で被爆した木村緋紗子さん:
「再び被爆者をつくらせないという気持ちで、今後どうしたらよいかということを考えてほしい」

このパネル展は、仙台市福祉プラザで7月30日まで開かれています。
(29日は午後8時まで、30日は午前9時から午後6時まで)
