花火大会熱中症のリスクは?

齋藤キャスター:
楽しい夏もやってきます。7月29日、4年ぶりに「隅田川花火大会」が帰ってきます。
2018年、コロナ前の映像では交通規制もされて、車道も人でいっぱいの様子になっています。例年およそ90万人が訪れるということで、立ち止まって見るのが許可されていないエリアでは、警察の誘導に従ってゆっくりと歩いていく様子が見られました。
4年ぶりの開催ということで、7月29日はもっと混雑が予想されます。この隅田川花火大会ですけれども、打ち上げは午後7時から8時30分の予定です。
気になる気温は、▼午後6時:31℃、▼午後7時:30℃、▼午後8時:29℃、▼午後9時:29℃、日が落ちてもこれだけ暑い時間が続くので、心配になるのがやはり“熱中症”です。

【花火大会で注意点】
▼場所取り:日が昇っている状態から場所取りをされる場合には長時間太陽の下にいることに
▼密で体温が上昇:人が集まりますので、密になって体温も上がっていきます。
▼トイレ混雑:あまりトイレに行きたくないと水分補給を我慢する人が出てくる可能性がある。
「トイレ混雑」に救世主一目でトイレの場所がわかる!アプリ
この「トイレ混雑」が一番危険なんですが、実はこれを回避するためにこんなアプリがあります。

【トイレ情報共有マップくん】
ユーザー同士でトイレの場所情報を共有でき、マップを見て「どこにトイレがあるか」が一目でわかるアプリ。
例えば、「隅田公園日本庭園南トイレ」をクリックすると、「洋式」「和式」「バリアフリートイレ」の有無などのトイレ情報が出てきます。あらかじめトイレの場所を確認して、しっかりと水分補給を行い、花火を楽しんでもらいたいと思います。
日比麻音子キャスター:
こういった新しいサービスを活用しないと、と思いますが、夜も暑くて湿気もひどいですものね。
今村さん:
やっぱり花火大会が戻ってくると、ちょっと夏らしくなってきたな、という。元々、徳川吉宗が300年前に、飢餓と疫病の鎮魂のために始めたのが、両国で上げた花火が発端ですから。コロナのこととかを考えると、まさしくその原点に戻ったような1年になるかもしれないですね。
井上キャスター:
先々台風の話もありましたが、これだけ危険な暑さになると海面水温が上昇するので、これからやってくる台風というのは、また過去に例を見ないほど強くなるということを頭に入れた方がいいですか?
森田さん:
そうですね、今回の台風6号は特に沖縄を7月31日、8月1日に直撃しそうなので、そちらの方面にお住まいの方は警戒が必要だと思いますね。