青森県教育委員会は、青森市の小学校の女子トイレで、女子児童にわいせつな行為をしたとして逮捕された37歳の男性教諭を懲戒免職処分にしました。
県教育委員会は28日午後、会見を開き、青森市の小学校に勤務する37歳の男性教諭を28日付で免職とする懲戒処分を発表しました。
この教諭は5月下旬、勤務する小学校の女子トイレに侵入し、個室の中で女子児童の体を触ったとして、強制わいせつなどの疑いで逮捕され、その後、建造物侵入と暴行の罪で罰金10万円の略式命令を受けていました。
男性教諭は、県教育委員会の聞き取りに「気の緩みがあったのかもしれない」とし、児童と保護者に謝罪の言葉を述べているということです。
※青森県教育委員会 長内修吾教育次長
「教職員一人一人が自覚を持って、服務規律の確保に努めるよう、引き続きあらゆる機会を通して指導の徹底を図って参ります」
2023年度、教職員の懲戒処分はこれで2件目で、県教育委員会は、各市町村の教育委員会と県立学校に服務規律の確保の徹底を通知したとしています。