2023年版の『防衛白書』が閣議で報告されました。
防衛力の抜本的な強化や、それを裏付ける防衛費増額の必要性を強調する内容となっています。
今年の防衛白書では、ウクライナ侵攻を継続するロシアや東シナ海・南シナ海で影響力を強める中国を念頭に、国際社会は「新たな危機の時代に突入しつつある」と表現。
北朝鮮もかつてない頻度でミサイル発射を繰り返すなど日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、去年、政府が決定した日本の防衛政策の転換点とも言われる防衛力強化の方針や、5年間で43兆円という巨額の予算の使い道に関する解説に比重を大きく置いています。
特に、「日本の安全保障・防衛政策」に関する章では、大半を今後の防衛力の整備計画などについて記した安保関連三文書の解説に充てていて、記述量も去年の1.7倍と大幅に増えました。
その中では相手のミサイル拠点をたたく反撃能力の保有について「侵攻を抑止する鍵」だと明記し理解を求める内容となっています。
防衛省の担当者は「国民や国際社会に対し高い透明性を持って進めていくことが最も重要だ」と強調しています。
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