10日の大雨で専用道路が被災した、大分と福岡を結ぶJR日田彦山線のバス高速輸送システムについて、JR九州の古宮洋二社長は予定通り8月28日の開業を目指す考えをあらためて示しました。
(JR九州・古宮洋二社長)「開業日は変更なく8月28日を目指して、今復旧作業に鋭意取り組んでいるところです」
JR九州の古宮洋二社長は、27日の会見でJR日田彦山線のBRT=バス高速輸送システムについて、予定通り来月28日の開業を目指すと強調しました。
バス専用道路は2017年の九州北部豪雨で被災した日田彦山線の復旧に向けて、JR九州が整備を進めてきましたが、7月10日の大雨で道路の一部が崩落。地元からは開業時期について、不安視する声が上がっていました。
JR九州は予定通りの開業を目指すため、復旧工事や乗務員の訓練を優先したいとして、事前の試乗会のイベントは中止することにしています。