27日の富山県内も日差しが強く暑い一日でした。富山市の秋ケ島では5日連続の猛暑日となり、県内には熱中症警戒アラートが発表されました。

橋本星奈アナウンサー:「肌を刺すような強い日差しが照りつけています。少し風が吹いていますが、関係ないほど、少し日なたにいると汗が噴き出る暑さです」

街の人:
「いやぁもうずっとムシムシしている暑さ」「もうちょっと殺人的な暑さですね」
「暑すぎて暑すぎて、涼しい立山のほうへこれから行く予定。(涼を求めて?)はい」

富山県内は27日も高気圧に覆われ、朝から気温が上がり各地で災害級の暑さとなりました。富山市の秋ヶ島では午後1時半すぎに最高気温が35.1℃と5日連続の猛暑日に…。

富山・砺波では34.2℃、八尾でも34.1℃と猛暑日一歩手前まで上がりました。

チューリップテレビが県内の各消防に問い合わせたところ、午後5時までに10代から80代の男女13人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されていてうち3人が中等症となっています。

そんな中…。

橋本星奈アナウンサー:「富山市の奥田公園にやってきました。身近なものの表面温度、どのくらいの熱さなのか、測ってみます」

「こちらのブランコは48・6℃、こちらのベンチの温度は、50℃を超えています」

こちらの小学生たちが降りてから30分ほど経ったという自転車のサドルはー、50℃。

橋本星奈アナウンサー:「50℃だって」
小学生男子:「暑すぎるだろ」「暑すぎるよねぇ」

また、気象予報士の井上陽子さんが自宅近くのマンホールの表面温度を測定すると67℃。

さらに自宅のウッドデッキは84℃でした。

気象予報士の井上陽子さんは、日光が当たっているところはやけどをする危険もあると注意を呼びかけます。

気象予報士 井上陽子さん:「見た目が白っぽいものは、そんなに熱いと思わないで触っちゃうと思うんです。私も実は、家のところのコンクリートのところが白っぽかったので、40℃くらいかなと思って触ったら熱くて。測ってみたら60℃あったんですね。特に小さい子は歩きながら触ることがあると思う。買い物で連れて歩いてる時もいつもなら大丈夫なところも触らないように大人が気を付けてあげるとか。座るにしても温度を確認してから座るとか。その度、その度に気を付けた方が良いですね」

28日も予想最高気温は富山で35℃、高岡市の伏木で34℃と厳しい暑さが続く見込みで、井上さんは、エアコンを適切に使用して暑さをしのいでほしいと話します。

気象予報士 井上陽子さん:「35℃という数字。富山では珍しくなくなってきていますけれども、この数字が続くというのが、異例で異常になっています。まだまだこれから暑さが続く予想になっていますので、夜も熱帯夜続きますので、昼夜問わず、まずは暑さをしのいで、体を楽に体調を整えるというのを一番に過ごしてほしいなと思います」