ヘルメットなしは、着用した場合の6.3倍の衝撃

千葉陽太記者:
「なかなか最初は安定しないです…。結構ふらふらして怖いです」

さらに、段差を乗り越えてみると…。

千葉記者:
「おおっ結構な衝撃がきました。大きな衝撃だったので、身体ががたんとなってちょっと怖かった」

こちらはJAFが行った実験映像。時速20キロで電動キックボードをけん引し高さ10センチの縁石に衝突させて、転倒時に受ける頭部への衝撃を調べました。

実験の結果、ヘルメットを着用していない場合の衝撃は、着用した場合の6.3倍に上ることがわかりました。

また、時速20キロでけん引し停まっていた車に衝突する実験では…。

頭部が激しくぶつかり頭蓋骨骨折や脳の損傷、死亡のリスクが高くなるという結果が示されました。

JAF宮城支部三部司さん:
「不安定な乗り物になっていますので、ヘルメットの着用が努力義務となっていますが、必ずヘルメットを着用して走行していただきたい」

JAFは、ヘルメットを必ず着用し手袋やプロテクターなども装着して運転するよう呼びかけています。

16歳以上なら免許がなくても運転できますが、安全対策をしっかり行って利用してほしいですね。因みに、仙台市沿岸部の実証実験は9月末まで行われるということです。