夏休み中のキャンプやバーベキューなど、楽しいアウトドアもガス製品を誤って使うと事故に繋がる恐れがあります。ガス製品などの事故調査を行う独立行政法人ではアウトドアでの調理について注意を呼びかけています。
アウトドア調理に潜む危険とは…
鍋を温めようとカートリッジガスコンロに点火。

風を防ごうと周りをブロックで囲むと・・・。見る見るうちに鍋が炎に包まれました。ボンベが囲われて熱がこもり膨張してガスが漏れ出し、引火したのです。

ガス製品の事故を調査するNITE=製品評価技術基盤機構は、ボンベを過熱させないよう注意を呼びかけています。
NITEの会見:
「コンロ全体を覆う大きな鍋を使用し、ボンベ全体を風防で囲うような使い方はしないでほしい」

NITEによりますと、2017年度から2022度までに発生したガス製品による事故は154件で、増加傾向にあります。製品の誤った使用や不具合が主な原因ということです。