大分県由布市の川で25日、作業中の男性2人が流され依然、行方がわからなくなっている作業員1人の捜索が行われています。

(堤遼志郎記者)「男性が川に流されたと通報があってから40時間以上がたちます。きょうも県警などによる捜索が始まります」

由布市湯布院町湯平の花合野川で25日、県発注の砂防ダムの工事をしていた40代と60代の男性作業員2人が増水した川に流されました。このうち下流で見つかった1人の遺体は現場監督を務めていた大分市寒田北町の秋月誠二さん(69)と判明しています。

もう1人の男性について警察と消防は午前8時半からおよそ150人態勢で捜索を再開していますが、今のところ発見に至っていません。

関係者によりますと、当時、機材の撤収作業にあたっていたところ、秋月さんは先に流された男性を助けようとして流されたということです。