夏の高校野球香川大会は26日、決勝が行われました。英明が志度に勝って12年ぶり3回目の夏の甲子園出場を決めました。
3大会連続で決勝で涙を呑んできた英明と38年ぶりの甲子園を目指す志度(しど)の対戦となった香川大会決勝は、序盤から試合が動きます。1回表、英明は、ヒットで出塁した鈴木がすかさず盗塁を決めます。その後2人が打ち取られ、4番寿賀(すが)。志度のエース新鞍(にいくら)のチェンジアップを右中間スタンドへ。2点を先制します。
(英明 寿賀弘都選手)「決勝までは自分のふがいないバッティングでチームに迷惑かけてたんですけど、なんとか1本出そうと思って振りぬいた打球が入ってくれたんで」
さらに2点を追加したあとの3回表、今度は6番大島がライトポール際にツーランホームラン。リードを広げます。
(観客)「感動します」「僕たちの分も行ってほしいです」
中盤に入り志度も粘りを見せます。6回に2点を返した志度は、7回先頭打者の市場(いちば)が、懸命の走塁を見せて内野安打で出塁すると、2番瀬尾常成(せお ときなり)、3番大川の連打で1点をもぎとります。志度はさらに9回にも2点を追加します。
しかし反撃もここまで英明が13対5で志度を退け、春夏連続となる12年ぶり3回目の夏の甲子園出場を決めました。
(英明 寿賀弘都選手)「もう涙でそうだったんですけど、なんとかこらえてまあうれしかったです」
(英明 下村健太郎投手)「先輩方が決勝の舞台で負けてしまってたんで、それを先輩たちの分もかえせれて良かったです」
(英明 中浦浩志朗主将)「自分たちのやるべきことを徹底した結果がこういった結果だと思うんですごく自分たちの粘り強い野球ができたのかなと思います。まずは初戦突破っていうところを甲子園でも目標にやっていきたいと思います」
夏の甲子園は来月(8月)6日開幕です。














