大分の夏の風物詩、大分七夕まつり。8月4日から始まる本番に向けて、祭りの目玉、府内戦紙の準備が大詰めを迎えています。

大分七夕まつり最大の呼び物府内戦紙。コロナ禍で3年ぶりの開催となった去年は4団体にとどまりましたが、今年はその3倍、12団体が参加する予定で準備も大詰めを迎えています。

(吉田キャスター)「祭りを彩る巨大な山車が今こちらの工場で制作されています」

参加団体がそれぞれ趣向を凝らした高さ4.2メートルの山車。制作には、竹ひごで作った骨組みに布を張って肉付けし色塗りから電飾を組み込むまでおよそ1か月かかります。

今年は2基の山車を6月上旬から作りはじめた「カメイプロダクツ」では、祭りの本番を10日後に控え、急ピッチで仕上げ作業を進めています。

(生産業者カメイプロダクツ・亀井精次さん)「これが来ないと夏が来ないみたいな、この暑い中で汗だくになって作るのが年中行事みたいなものなので、みんなでお祭りを盛り上げていきたいと思います」

大分七夕まつりは8月4日から3日間開催されます。初日を飾る府内戦紙は去年より8基多い14基の山車が登場。祭りに先立ち、8月1日にはJR大分駅前などで事前展示が始まります。