2016年にベルギーで連続テロが起き、32人が死亡した事件で、ブリュッセルの裁判所は6人に殺人の罪で有罪判決を言い渡しました。

この事件は2016年3月、ベルギーの首都・ブリュッセル近郊の空港と市内の地下鉄の駅で連続テロが起き、32人が死亡、日本人2人を含むおよそ340人がケガをしたものです。

ロイター通信によりますと、事件をめぐっては10人が起訴されていましたが、25日、ブリュッセルの裁判所は、テロに関与したとして起訴されたサラ・アブデスラム被告ら6人について、殺人の罪で有罪判決を言い渡しました。

また、この6人を含む8人がテロ組織に加わった罪で有罪判決を受けました。残る2人は無罪だったということです。

量刑は9月に言い渡されますが、殺人罪で有罪となった6人は終身刑となる可能性があります。

アブデスラム被告は2015年11月、130人が死亡したパリ同時多発テロの実行犯で唯一の生存者とされ、4か月後の2016年3月に潜伏先のベルギーで逮捕されました。パリの事件では、原則として刑の執行停止を認めない終身刑が確定しています。