宮崎県日南市の鵜戸神宮では、今年のコメの収穫に感謝する伝統神事の「抜穂祭」が行われました。

抜穂祭には、稲を刈る刈女姿に扮したJAの女性職員や、地元の小中学生らあわせておよそ50人が参加しました。

(稲刈り掛け声)「刈りませー、おー」

参加者たちは掛け声とともに御神田で育った稲を丁寧に刈り取っていきました。

(参加者)
「(稲刈りは)ガッて伐るのが難しかったけど、教えてくれる人がうまかったのでできるようになりました」
「農家さんの大変さを知ることができました。これから感謝してお米をいただきたいと思います」

御神田では、今月いっぱいまでにコシヒカリともち米あわせて120キロが収穫され、11月の新嘗祭に供えられることになっています。