香川県高松市は全国で初めて空き家対策として、高齢者の住宅リフォームや建て替えのためのローンに補助を行う方針を明らかにしました。

会見で明らかにしたもので、住宅金融支援機構によるリバースモーゲージ型住宅ローンを利用する場合、高松市が最大15万円を補助します。

この住宅ローンは60歳以上を対象に死後、担保の物件を売却して返済することなどを条件に毎月利息を支払うだけでリフォーム資金などの融資を受けられるものです。昨年度の高松市の空き家は8000件以上となっていて住宅の老朽化対策を進め空き家の増加を防ぐことが目的です。

(大西秀人 高松市長)「少しでも活用の方策があるとすれば、できるだけいろいろな制度を作って活用を促していきたい」
補助の対象は今年度10件で申請の受付は8月1日からです。