■MLB パドレス 4ー8 パイレーツ(日本時間25日、ペトコ・パーク)

パドレス・ダルビッシュ有(36)が本拠地でのパイレーツ戦に登板。メジャーワーストタイの4本のホームランを浴びるなど4回1/3、86球を投げ7失点、今季7敗目(7勝)となった。

後半戦に入って連勝と調子を戻して、日米通算200勝まであと「5」に迫ったダルビッシュ、1回、今月22日(日本時間)に大谷からホームランを放った1番・J.スウィンスキー(24)にライト線へ2ベースを打たれ、いきなりピンチを迎えた。続く2番・B.レイノルズ(28)はセカンドライナーで2塁走者も戻れずダブルプレー。ダルビッシュはグラブを叩きガッツポーズを見せた。

1対0とパドレスリードで迎えた3回、パイレーツ打線が2巡目に入ると1番・スウィンスキーに内角のややボール球、152キロのストレートを上手く打たれライトスタンドへ21号ホームラン。大谷に続きダルビッシュもスウィンスキーにホームランを打たれた。ここからリズムを崩すと、四球で走者を許し4番・C.サンタナ(37)にスライダーが真ん中に入ってしまいライトスタンドへ2ランを浴びた。ダルビッシュもスタンドに入った瞬間、マウンドでうなだれた。

さらに4回、2死一塁で迎えるは9番・L.ペゲーロ(22)、カウント2-2と追い込んだが5球目、内角131キロのスライダーをレフトスタンドへのホームラン。ペゲーロにメジャー初アーチを打たれた。さらに5回、先頭打者に四球を与えると4番・サンタナに147キロのストレートを弾き返され2打席連続のホームラン。ダルビッシュは2021年9月14日のジャイアンツ戦以来、メジャーワーストタイとなる4被弾。ダルビッシュは4回1/3、86球、被安打8、被本塁打4、奪三振3、四死球3、失点7(自責点7)で降板、今季7敗目となった。