電子マネーの購入やATMでの振り込みの詐欺被害を未然に防いだ大分県佐伯市の女性2人に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのはローソン佐伯鶴岡一丁目店に勤務する竹田怜佳さん(32)とパート従業員の菅有加さん(34)です。竹田さんは今年4月、店内で電子マネーを購入しようとしていた70代の男性に、また菅さんは今年5月、市内の金融機関のATM付近で携帯電話で話していた60代の女性に声をかけて詐欺の被害を防ぎました。

(竹田怜佳さん)「特殊詐欺(防止)用の付箋が配られているので、それをうまく活用しながら今後も積極的に声をかけていこうと思います」

(菅有加さん)「勇気はやっぱりいりました。本当に信用してもらえるかわからなくて、みんなで声をかけるようにしていけたらいいかなと思います」

警察はATMに誘導しようとする電話は詐欺だとして注意を呼びかけています。