北朝鮮がきのう夜、弾道ミサイル2発を発射したことを受けて、岸田総理は「我が国のみならず、地域、国際社会の平和と安定を脅かすものであり、断じて容認できない」「一連の国連安保理決議違反であり、非難するとともに抗議を行った」と語りました。

今回のミサイルによる被害は、今のところ確認されていないということですが、「政府としては、引き続き警戒監視等に万全を期すとともに日米、日米韓の連携等を通じて国民の命を守るために、引き続き努力を続けていきたい」などと強調しました。

総理官邸で記者団の取材に答えました。

また、林外務大臣は、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議したことを明らかにしました。

さらに北朝鮮への対応をめぐって、外務省の船越アジア大洋州局長、アメリカ国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国外交部の金健朝鮮半島平和交渉本部長が電話で協議を行いました。

日米韓3か国で抑止力を高め、国連安全保障理事会はじめ国際社会との連携に向けて、引き続き緊密に連携する方針を改めて確認したということです。