7月6日、静岡市清水区の工事現場で橋げたが落下し、8人が死傷した事故で、24日から橋げたの一部を現場から運び出す作業が始まりました。
<渡邉佳昭カメラマン>
「時刻は午前5時です。分解された橋げたが、現場から運び出されます」
交通の正常化へ、新たな一歩を踏み出しました。朝早くから始まった橋げたの搬出作業。分割された橋げたの一部は、清水港近くの保管場所に移されました。
この事故は7月6日未明、静岡市清水区尾羽の国道1号静清バイパスの高架道路を建設する工事現場で、橋げたが落下し、作業員2人が死亡、6人が重軽傷を負ったものです。
落下した橋げたは、長さ約65メートル、重さは140トンほどで、下り線をふさぐように倒れているため、いまも通行規制がかけられ、周辺道路への影響は長期化しています。
<伊豆川洋輔記者>
「通勤時間帯の事故現場周辺の道路です。この先の対面通行を前に、この場所で車線が絞られるため、混雑が見受けられます。この状態は、事故後2週間以上続いているようです」
気になるのは、工事の進捗状況です。国土交通省中部整備局静岡国道事務所によりますと、8つのブロックに解体予定の橋げたは24日までに2つ目のブロックが外され、順調に作業が進んでいるといいます。
今後も日中に解体作業、翌日の朝に運び出すという作業を繰り返すことで、8月半ばをめどに現場付近の通行規制を解除したい考えです。
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