介護の人材が不足することが見込まれる中、外国人の技能実習などでは認められていない「訪問介護」を解禁するかどうか、厚生労働省の検討会で初会合が開かれ、議論が始まりました。

外国人は技能実習や特定技能の制度で介護施設で働くことは認められていますが、自宅で入浴や食事などの介護をする「訪問介護」は適切な指導体制をとることが難しいといった理由で認められていません。

しかし、介護分野の人材が不足していることから見直しを求める声が上がっていて、外国人の訪問介護を解禁するかどうか、きょう厚労省の検討会で議論が始まりました。

厚労省は今年中に制度の見直しの方向性を示す予定です。