男子バレーのWエース お互いはどんな存在?
ホランキャスター:
今大会を通じて高橋選手から見たキャプテン石川選手というのはどのような存在でしたか?

髙橋選手:
本当にファイナルもそうですが、やはり「最後の1本」というところでしっかりと決めきってくれて、本当に頼れる、すごく自分の中でも尊敬できる選手だなと思います。
ホランキャスター:
ということを聞いて石川選手どうでしょう。高橋選手はチームにとってどのような存在だったでしょうか?
石川選手:
やはり攻守の要として必要な存在ですし、しっかりとイタリアで成長した姿を、このネーションズリーグで発揮してくれたので、僕も本当に助けられましたし、頼れるチームメイトの1人です。
ホランキャスター:
どんどん日本代表は強くなっていくわけですよね。
男子バレー日本代表 チームの雰囲気は?
若新雄純 慶応大学特任准教授:
ちょっと突っ込んだことを聞きたいんですけど、今の選手たちって、一人ひとり“個の突出した能力”も注目されてますが、加えて、「チームのまとまり」みたいなものがものすごい評価されていると思うんです。
お2人にとって今のチームは、どういうふうにチーム力みたいなものを築き上げてきてるのか、ぜひお聞きしたい。

石川選手:
今は本当に、上から下まで「全員が仲良くコミュニケーションとれる関係」であるので、やっぱりそういう関係の方がチームは強くなると思いますし、まとまるというふうに思っているので、下も上も関係なく、“今思ったことが言える関係性”がチームにはあると思います。
若新 慶応大学特任准教授:
先輩の選手に対して「今のとこもうちょっとこうした方がいいと思いました」とかいろいろ質問や相談とか提案も、練習しながらどんどんできる雰囲気になってきてる、ということですかね。
髙橋選手:
自分自身まだ21歳という中で、“若手”という立場でチーム中にいるんですけど、そんな中で本当に先輩の方々が、自分自身もプレーがしやすい環境を作っていただいてます。
バレーボール以外の面でも、プライベートの中でも本当に話しやすい関係であったり、すごくチームとしても、自分自身も若手ですけどすごくいい、やりやすい環境なので、それがすごくバレーボールのチーム力にも繋がってるのかなと思いますね。

ホランキャスター:
プライベートというお話がありましたが、2人ともSNSなどで試合以外の場面もシェアされることが多いと思うんですが、今回の大会で試合以外で思い出に残った出来事というのはありますか?
石川選手:
チームメイトと散歩したりとか、それくらいしか時間ないので、そういったところでチームメイトと交流したり、コミュニケーションを取ったりする時間はありました。

ホランキャスター:
髙橋選手は以前、フィリピンを訪れた際に大変多くのファンの方に囲まれた経験もお話されてましたが、今回もフィリピンを訪れましたものね。
髙橋選手:
本当にフィリピンの歓声というのは、どこの会場とも違ってすごい歓声なので。本当にスターになってる気分というか、すごい温かい歓声で迎えていただいたので、すごくフィリピンラウンドも楽しかったな、という思いでいっぱいですね。