23日までの1週間に大分県内で熱中症の疑いで救急搬送された人は88人に上り、そのうち2人が重症でした。
県によりますと23日までの1週間に熱中症の疑いで救急搬送された人は88人で、98人だった前の週から引き続き高い水準となっています。
88人のうち65歳以上の高齢者が6割を占め、重症は2人、中等症は37人でその他の49人は軽症でした。
熱中症の発生場所は住宅の敷地内が56パーセントと最も多く、次いで仕事場が13パーセント、公衆の屋外が9パーセントなどとなっています。
熱中症は例年梅雨明け後の7月下旬から8月上旬にかけて多発することから、県は適切なエアコン使用やこまめな水分補給などの対策を呼び掛けています。