マダニにかまれたことによる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」ウイルス感染者が静岡県内で確認されました。県内では2023年に入り、3例目の感染確認です。
SFTS=重症熱性血小板減少症候群は、主にウイルスを保有しているマダニにかまれることで発症する感染症で、最悪の場合、死に至ります。
県によりますと、感染したのは熱海保健所管内に住む80代の男性です。14日から発熱や下痢、倦怠感などの症状が出たことから医療機関に入院。20日に検体を採取し、県環境衛生科学研究所で検査したところ、SFTSの病原体遺伝子が検出されたということです。男性は現在も入院中ですが、快方に向かっているということです。
県では、感染経路を調べていますが、状況からマダニにかまれて感染したとみられるということです。
県では、マダニは春から秋の暖かい時期に活動が盛んになるため、野山や草むらに入る時は長袖を着て、肌の露出を減らすなど対策が重要と呼びかけているほか、動物由来で感染することも考えられるため、外でペットを飼っている人は注意してほしいということです。
2023年に入り、県内でのSFTS感染は3例目。また、マダニにかまれたことで感染する「日本紅斑熱」の患者も20日に確認されています。
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