山陰の小京都、島根県津和野町の夏を彩る「鷺舞神事」が今年も行われました。
島根県鹿足郡津和野町の「鷺舞神事」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている弥栄神社の神事で、毎年7月20日の「行き」に町内11か所で、27日の「帰り」に9か所で舞われます。
鷺舞神事は1542年、疫病を鎮める目的で始まったもので、鷺の側にいる赤毛の棒ふりが悪魔払いの役目です。
くちばしを閉じているのがメス、開いているのがオスで、求愛の様子を表現しています。
東京からの観光客
「とても素晴らしいですね。もっと知られるといいと思います」
鷺舞保存会会長
「記憶にないぐらい(見物客が)多かったですね。鷺舞をしっかり見てもらえるのは有り難いです」
鷺舞神事は、7月27日にも行われます。