陸上の世界トップ選手が集うダイヤモンドリーグのロンドン大会が日本時間23日に行われ、男子110mハードルに世界陸上ブダペスト代表の泉谷駿介(23、住友電工)が出場。東京五輪金メダルのH.パーチメント(33、ジャマイカ)を抑え13秒06(+1.3)の2着に入った。優勝は東京五輪で銀メダルを獲得し去年の世界陸上オレゴン大会で金メダルを獲得したG.ホロウェイ(25、アメリカ)だった。
五輪や世界陸上のメダリストが名を連ねたハイレベルなレースとなったが、泉谷もスタートからトップに争いに加わった。3台目のハードルを越えた辺りからホロウェイが徐々に差を広げたが、泉谷も必死に食らいつき2着でフィニッシュ。隣のレーンを走った東京五輪金のパーチメントは4着に終わった。
8月19日開幕の世界陸上ブダペストで日本人初の決勝進出を目指す泉谷は、6月4日の日本選手権で自身が持つ日本記録を0秒02更新する13秒04をマーク。今月1日に行われたローザンヌ大会でダイヤモンドリーグに初参戦し、13秒22(-1.0)で初優勝を飾るなど好調を維持している。