6月に岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で起きた銃撃事件で、死亡した2人の隊員の葬送式が行われました。

23日の葬送式は2人が勤務していた陸上自衛隊の守山駐屯地で行われ、黙祷や献花などが捧げられたということです。

この事件は先月14日、岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で18歳の自衛官候補生の男が小銃を発砲し、1等陸曹(当時)の菊松安親さんと3等陸曹(当時)の八代航佑さんが死亡しました。
参列者によりますと、葬送式には防衛省の井野副大臣らも出席したということです。

(参列者)
「(遺族は)沈痛な面持ちで参加されていて、涙を流されていた」
自衛官候補生の男は、7月20日から責任能力の有無などを調べるため鑑定留置されています。