絵本画家・いわさきちひろが描いた原画をデジタル化し、精巧に再現した展示が富山県上市町の西田美術館で始まりました。

西田美術館で始まった絵本画家・いわさきちひろのピエゾグラフ展。

ピエゾグラフとは、原画をデジタル化して微小なインクドットで精密に再現したもので、今回は「ちひろ美術館」が手がけたピエゾグラフ50点が展示されています。

なかでは絵本画家となる前の初期のスケッチや紙芝居のほか水彩画の繊細なタッチが見事に再現され、来場者の目を引いていました。

この展示は9月3日までで、学芸員によるギャラリートークや読み聞かせイベントも予定されています。