新しい広島駅ビルの建設には、2つポイントがあります。以前の駅ビルが完成したのが1965年12月。新しい駅ビルの完成予定が2025年春なので、およそ60年ぶりの建て替えとなる一大プロジェクトなんです。そして新しい駅ビルが完成すれば、広島駅はJR西日本の管内で大阪駅、京都駅に次いで3番目の規模となります。

広島駅の周辺では、ほかにも開発の動きがあります。
JR広島駅北口にある二葉の里地区です。

こちらのエリアでは、住友不動産が33階建ての複合ビル、大和ハウス工業は10階建てのオフィスビルを計画しています。

複合ビルには分譲マンションやホテル・温浴施設などが入り、2027年の完成が予定されています。
旧JR西日本広島支社の跡地です。

一部がフットサルコートとして暫定的に利用されていますが、ここを含むおよそ1万8000平方メートルの敷地の活用方針について検討が進められています。

そして、こちらのエリアでは、急性期や小児医療の機能を集約した、1000床程度の新しい病院の構想があります。広島県は2030年ごろの開院を目指しています。