
ことし4年ぶりにコロナ禍前の規模、3万人のジョガーを集め開催されるNAHAマラソン。多くのジョガーと温かい応援があふれる光景が南部路に戻ってきます。冬の風物詩の魅力をジョガーたちはこう語ります。
男性ジョガー
「何回か他のフルマラソンも走ったことがあるんですけど、こんなにみんなで応援して、みんなで作っている感じがないので、すごく楽しみにしています」
女性ジョガー
「去年は妊娠中で走れなかったんですけどその時初めて応援側も体験して、それもすごく楽しかった」
Q産後すぐに復活?
「できるかわからないけど、練習は復帰して完走できるように頑張っていきたいと思います」

男性ジョガー
「30キロからはエントリーしたことを悔やんで悪態ついていますよ」
Qでもやめられない?
「ゴールしたらやめられないですね。NAHAマラソンは日本で一番だと思います」
大会に向けて、ランニング教室に通うジョガーたちは練習に余念がありません。しかし初心者にとっては、42.195キロへの挑戦は少しハードルが高いもの。
Q初めてフルマラソンを走るときに不安だった点?
男性ジョガー
「まずはゴールできるかが一番でした。大変さが全然わからなかったので」
初めてNAHAマラソンに挑戦する女性ジョガー
「フルマラソン自体初めてなので、不安は走りきれるかというところです」

ランニング教室Break Through Running Club代表の倉岡弁慶さんは、無理をしない継続的な練習が大事だと語ります。
Break Through Running Club倉岡弁慶代表
「動かなければ、そこに停滞じゃなくて、下に下がってしまう。けど少しでも続けていればどんどんレベルアップしていけるので、10分ジョギングして5分歩くとか、そういった休みを挟みながらでもいいので続けていけば1週間2週間続けるといつの間にか10分しか走れなかったのが30分になり1時間になり、になっていくので」
そして長い距離を走る楽なフォーム作りも完走への近道です。倉岡さんは歩きながらそのフォームを作っていきます。

そのフォームのポイントとは頭から足の先まで、体が一直線になることです。
Break Through Running Club倉岡弁慶代表
「どんな材質の棒でも一直線であれば、真下にたたきつけたら、だいたい跳ね返って上に返ってきますよね、これがいわゆる反発」
そのウォーキングを体感してみると…
下地キャスター
「すごく地面からの反発が来ます、全然違う」
ウォーキングフォームを、少しずつ走りに変えて体が一直線になること、そして無駄な力を使わないコンパクトな動きを意識します。
ランニング教室の参加者も正しいフォームの必要性を実感していました。

初めてNAHAマラソンに挑戦する女性
「一人でランニングを始めた時は3キロ以上走れなかったんですけど、今では10キロ以上走れるようになって、どこか体を壊したりということもなくて、距離も伸びているのでありがたいなと思います」
NAHAマラソンまであと5か月。完走と記録向上をめざして、練習の日々が続きます。
「NAHAマラソン、頑張るぞ!」