大分県内最大のナシの産地日田市で旬入り式が行われ、21日から国内外に向けた出荷がスタートしました。

日田市は寒暖差を利用したナシの生産が盛んで100年以上の歴史があります。21日は水郷日田キャンペーンレディが市内の農園でたわわに実ったナシにハサミを入れて収獲し、旬入りを祝いました。

今月10日に豪雨に見舞われたものの、ナシの生産には大きな影響はなく、今年は例年以上の3000トンの生産を見込んでいます。

(JAおおいた日田梨部会・小埜照明部会長)「今年この暑い中ではありますけど、一生懸命に生産管理に努めてきた。おかげでみなさんの期待に応える梨に仕上がったと思う」

日田市は「四季を通して日田の梨」のキャッチフレーズで10種類のナシを生産して12月中旬まで国内外へ出荷されます。