撮影や物品の運搬など様々な場面で活躍するドローン。
新潟県村上市には『水中ドローン』の資格取得ができるスクールが20日に開校しました。水中ドローンはどんなところで活用されているのでしょうか?

村上市に開校した「DWSドローンスクール新潟村上」の水中ドローン部門では、職種や年齢に関係なく、水中ドローンの資格を取得することができます。

水中ドローンはどんなところで活用されているのでしょうか?

【DWSドローンスクール新潟村上 河内仁 代表】「海底ケーブルの調査とか海の中の測量、あとはダムのコンクリートの点検とか」

そのほか、養殖場の網の点検や下水道の調査にも使われているそうです。

一般的な水中ドローンは、羽が6箇所にあり、重さはおよそ4キロ。

空を飛ぶドローンより重量があることで波などの影響を受けにくく安定して水中を動き回ることができるということです。

まずは、インストラクターの古谷さんに、その動きを見せてもらいました。
【インストラクター 古谷洋介さん】「まずは輪っかを3つくぐっていきます」

また水中ドローンは水平走行だけではなく、斜めや回転など動きのバリエーションが多いので、空中ドローンよりも操作が難しいということです。

私も特別に体験させてもらいましたが…

指示に従い、頭で考え、すぐに指を動かすことは、そう簡単にはできません。

河内代表は、この「水中ドローン」活躍の場は今後広がると期待を寄せています。

【DWSドローンスクール新潟村上 河内仁 代表】
「今まではダイバーが潜ってやっていた部分が、機械1つで安心安全に作業ができるということですね」

事故や災害の現場などで大活躍しそうな水中ドローン。

早けれ人なら1日で資格を取得できるということです。