20世紀初頭にかけて風景や植物をモチーフにしたアール・ヌーボーの工芸品を集めた展示販売会が金沢市のデパートで始まりました。

金沢市の香林坊大和で始まった「西洋アンティーク展」では、20世紀初頭にかけて活躍したフランスの代表的な工芸家エミール・ガレや、ドーム兄弟の作品などおよそ160点が展示・販売されています。

中には型に掘り出した模様にガラスを吹き付ける独特の技法で細かい鳥の羽を表現したガレの花瓶や、豊かな曲線を用いたキャビネットなども展示されています。

またドイツの高級磁器「マイセン」の中でも、およそ300年の歴史をもつアンティークマイセンの食器も多く並びました。

西洋アンティーク展は8月1日まで香林坊大和8階ホールで開かれます。