今年3月、宮崎市内の保育施設でうつぶせで寝ていた0歳児が死亡したことを受け、市が設置した重大事故検証委員会の初めての協議がありました。

検証委員会は、今年3月、宮崎市内の認可外保育施設でうつぶせで寝ていた0歳児が死亡した事案について、事実関係の把握や発生原因の分析などをするため設置されたものです。

委員会のメンバーは、学識経験者や医師、それに弁護士や保育関係者のあわせて5人で19日夜は、1回目の協議が非公開で行われました。

市などによりますと、協議では、市の担当者が事案の概要や施設側から聞き取りした内容について説明。

委員からは、「死因の詳細が知りたいので関係機関に書類開示を求めたい」や「救急車を呼ぶまでの職員の行動を詳細に知りたい」などの意見が出されたということです。

(重大事故検証委員会 長鶴美佐子委員長)
「今後、協議を重ねる中で、再発防止に向けた提言をやっていけたらというふうに思います」

検証委員会では、来年3月までに検証結果や再発防止策を公表することにしています。