東日本大震災で被災した福島県浪江町から宇宙を旅して戻ってきた「宇宙秋桜(コスモス)」。その子孫の種が赤磐市の中学校に届き、生徒がさっそく植えました。

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中学生が植えたのは、福島県浪江町のシンボルの花、コスモスの種です。

東北の復興を世界に発信するため、浪江町がロケットで宇宙に打ち上げ、その後回収したコスモスの種を育ててできたものです。

赤磐市は、2011年から浪江町と職員の人事交流を行っていて、コスモスの種をきっかけに子どもの交流を促そうという町の提案で実現しました。

(生徒)「宇宙のコスモスなのできれいに咲いてほしい」

(生徒)「つながりを大切にしていきたいと思った。可愛い花が咲いてくれるといいな」

宇宙コスモスは10月ごろに咲く見込みで、赤磐市は、浪江町の生徒も交えて開花の報告会を計画しています。