ロシア軍はウクライナ南部オデーサ州に対して2日連続の攻撃を行いました。“クリミア橋への攻撃に対する報復”が続いている可能性もあります。
ウクライナ軍は19日、ロシア側による巡航ミサイル30発、ドローン32機などを使った攻撃があったと発表しました。半数ほどを着弾前に破壊したということですが、南部オデーサ州当局は穀物や食物油のターミナルで攻撃による火災が発生したほか、迎撃したミサイルの破片で建物が損壊するなどして12人が負傷したとしています。
ロシアは17日に起きたクリミア橋への攻撃についてウクライナに報復するとしていて、19日の攻撃もその一環である可能性があります。
一方、クリミアの親ロシア派幹部は19日、軍事演習場で火災があったと明らかにしました。幹線道路の一部が封鎖されたほか、演習場近くの住民2000人以上の一時避難が計画されているとしています。
ウクライナメディアはクリミアの弾薬庫で爆発があったと伝えていますが、原因についての言及はありません。
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